コンピュータさんとの共同生活

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台風から熱帯低気圧へ

突然ですが、GrADS画像に変更を加えました。
消された画像は
◯700hPa湿数とΔT/ΔH
です。思っていたより寒冷低気圧を描画してくれなかったので変更したかったのです。
台風も来ていましたし。

で、ひよこぴよさんが以前、等高度線を見ていると台風の発生が予測できる、といっていたような気がしていたので、
◯500hPa高度
の画像に変更いたしました。ついでに寒冷低気圧も表示できたらと思い、(T850-T500)もいれてみました。

こちらの天気は快晴です(^^)
でも、台風が近づいているんですよねー、と思っていたら、これ、暴風警戒域がなくなっていくのですね。現在の予報では、10日15時に熱帯低気圧になるそうです。

...あれ?
今GrADS画像で
◯850hPa気温/風と700hPa鉛直p速度
の鉛直p速度を見ていたのですが、台風って850hPaで気圧が上昇するのでしょうか?
ああ、なるほど。
気圧が上昇しているということは、急激に弱くなってきているのですね。

[ 2006/08/08 16:49 ] GrADS | TB(0) | CM(9)
薄暗い曇り空
こちら名古屋は、朝から既に雲っていましたが気温は36゜を超えました。8/5には 40.5゜でしたよ。今日で6日間連続 最高気温が36゜以上です。

午後からだんだん 雲も厚く濃密になり、16時以降は室内照明が必要になりはじめるほど薄暗い曇り空です。日の入り時刻までまだ80分はあります。

まだ雨は降っていませんが、17時の気象衛星雲写真から、ちょうど愛知県全域が台風の雲の下になっているようで、岐阜県はまだ晴れているようです。

私の観測室の北の窓から、北の空の地平線(とは言っても家屋の屋根が地平線ですが)付近には「青空」が見えてますから、そのあたりがちょうど岐阜県になります。

台風の上空で中心から吹き出す巻雲の北の端がちょうど岐阜県方面に見えています。

午前中は名古屋上空でしたから、非常にゆっくりと台風が北上しているのがわかります。

地上の風は、名古屋の場合、台風の中心が当地のほぼ真南に位置している場合は、気圧配置からしますと「東よりの風」になるのですが、中部山岳、濃尾平野という地形から、地上は「無風」のことが多く、現在もほとんど無風です。

小高い丘の上にある名古屋地方気象台や、地方自治体で高層建築物の合同庁舎屋上の風速計なら、風を検出していると思います。

現在(17:30)薄暗い曇り空で、気温は32゜、まだ南よりの風が入ってこないためか、湿度は46%と意外と乾燥しています。

数値予報(RSMモデル)によれば、台風の中心は愛知県に入って、それ以降関東地方へ進みそうですが、中心の位置も掴みにくく、当地はたぶん中心が関東地方、鹿島灘へ進んだころに北よりの強風になりそうです。(本日0000UTCを初期値とするRSMモデルによれば)

「850hPaで気圧が上がる・・・」
これは、 「850hPaで等圧面高度が上がる・・・」 ということでしょうが、それは台風の衰弱を表しています。地上天気図では地形の影響を受けて等圧線も変形し、風も等圧線と矛盾なく吹く というわけにはいかず、中心位置がなかなか決めにくいですが、
950hPa 925hPa 図面ですと地形の影響が少なくなってわかりやすくなります。

今回は、台風の東側の「雨域」による豪雨災害発生の恐れに注目。

もし、台風の中心が名古屋の西側を通過しますと、当地の地形から、濃尾平野が「ダクト」の作用をして今回の規模の台風でも、モーレツな暴風になります。しかもそれがわずか10分間のあいだに 無風から暴風にまで突然強くなることを何度も経験しています。

天気図に等圧線が引けないほど ごく小規模な台風(996hPa)で、過去にそのような事態になったことが何度もあります。濃尾平野特有の現象です。

1959/9/26の伊勢湾台風のとき、母は近所の奥さんと、
「台風 どこへ行っちゃったんだろうねぇ~ 本当に台風来るのかしらねぇ~ 買物に行ってきますわ・・・」
このわずか1時間後以降、名古屋は未曾有の大災害になりました。名古屋市だけで死者・行方不明1800名以上・・・。v-467v-521
[ 2006/08/08 17:44 ] [ 編集 ]
台風の衰弱
> 台風の中心が名古屋の西側を通過しますと、
> 当地の地形から、濃尾平野が「ダクト」の作用を...
地図を確認しました(^^)
イメージとしては、高潮に注意すべき湾と同じような感じでしょうか。
それにしても、そんなにすごいことになるのですか?
...地形の影響は怖いのですね...

さて、先ほどの私の文章ですが、
> 台風って850hPaで気圧が上昇するので...
これは、700hPaの間違いでした。700hPaの鉛直p速度が下降流のため「気圧が上昇」と記述しました。

700hPa鉛直p速度は下降流ですよね、地上気圧も上昇していますし。
うん。

ひよこぴよさんの言う通り、等圧面高度(500hPaで確認)をみたら、上がってます。
温帯低気圧の前線で考えると、下降流場では寒気流入、上昇流場では暖気流入ですよね。

でも、今回のケースでは、
下層の気圧が上昇している→寒気流入?
500hPaの等圧面高度が上昇→暖気流入?
...どこを間違えて考えているのでしょうか(^^;
温帯低気圧と比較するのは間違いだとは分かるのですが、「地上気圧の上昇」と「等圧面高度の上昇」って良く分からない...です。

良く考えてみると、台風の衰弱について自分が分かっていないようです。
試験的には、「ウォームコアの消失」かな。
[ 2006/08/08 19:11 ] [ 編集 ]
私も勘違い
私も勘違いしていました。
------------------------------------
500hPaの等圧面高度が上昇→暖気流入?
------------------------------------
これは、台風の中心は「暖気核」ですから、等圧面高度は下がりますが、たとえば700hPaと500hPaの高度差 つまり層厚は中心ほど大きくなっていますね。

台風が衰弱してくると「暖気核」は顕著でなくなりますから、中心の層厚はだんだん薄くなってきます。

この季節ですと、まだ本州南部は熱帯と同じですから、台風は温帯低気圧に変わる前に、熱帯低気圧に衰えると思います。それで「暖気核」はしばらく残るも、冷たい地域へ移動、北上していくうちに中心の西よりに寒気を引きずりこんで 温帯低気圧に変わっていくでしょう。

このときに鉛直P速度の分布を見ますと、熱帯低気圧のときは中心ほど上昇流で、ほぼ円対象ですが、温帯低気圧の性質を帯びてきますと中心の東側で上昇流、西側で下降流というように変わっていきます。

同時に等温線も温帯低気圧特有の形になっていきますし、500hPaなどの等高線は中心に非対称になって、地上の低気圧と上空の気圧の谷を結ぶ軸が西へ傾いてきます。(気象力学の「オメガ方程式」です 方程式の数式は知らなくても現象がわかれば十分実務で通用すると思います)

その過程を監視して 「どの時点で 熱帯低気圧の温帯低気圧化 完了」を地上解析ASASで表現するか 予報官たちが相談する段階です。

気象図の「短期予報解説資料」に予報官たちが悩んだ胸の内が現れています。

ASASは速報図ですから、確定版の気象図とでは「熱帯低気圧(または台風)が 温帯低気圧に変わった」時刻はずれる場合もありえます。

確定版の気象図は、6時間 12時間・・・前の気象図を再度解析しなおして、現在の時刻の気象図を完成させる というイメージになります。

NHKラジオ気象通報の天気図を描いていても、前回の気象図を最新データで修正することは私もよく経験したものです。

「6時間前の ここの低気圧は・・・もうちょっと西側へ修正だな・・・」

なんてイメージです。予報は未来へ向かって気象図を検討・予想しますが、確定版気象図は過去に遡って再度気象図を検討・修正していく作業でもあります。

現在(20:50)台風の影響で気温は31゜ 夕方は 薄気味悪い 黄色い夕焼けでした。母が、
「伊勢湾台風のときのような 空の色だよ」
と言っていました。私もその異様な色は多く経験しているので、「これは 台風のときの空・雲の色だよ」と話ましたv-281v-521
[ 2006/08/08 20:51 ] [ 編集 ]
イメージ
なんで、台風から温帯低気圧にならないのだろう...
と思っていたところでした。
> この季節ですと、まだ本州南部は熱帯と同じ...
そうですよね。
まだ、暑いのでした。海水温度をみたら、びっくりしました。ホントに台風が生まれやすい、温度なのですね。

イメージがつかめて来ました。
「暖気核→層厚が大きくなる→等圧面高度上昇」
が頭にあり、
「暖気核の消滅→等圧面高度上昇」
につなげることができませんでした。
イメージとして、
<発達>
上昇流→地表面気圧の下降→暖気核の形成→等圧面高度の下降
<衰弱>
暖気核の消失→上昇流が弱く→地表面気圧の上昇→等圧面高度の上昇

ひよこぴよさん、ありがとうございました(^^)
[ 2006/08/08 22:15 ] [ 編集 ]
黄色い夕焼け
 私の地方でも黄色い夕焼けが雷雨の前などに見られることがあります。黄色いフィルムを通したように本当に周りが黄色になってしまうのです。何か気持ち悪い現象です。台風が来てもこの黄色い夕焼けが出るんですね。

 お二人のお話を聞いているととても参考になります。台風の層厚や等圧面高度こと早速メモです。(笑)もうすぐ受験ですので・・・
[ 2006/08/08 23:28 ] [ 編集 ]
黄色の夕焼け?
黄色の夕焼け、ですか。
...たぶん、見たことないです。
昨日は、部屋にこもっていたので、ちょっと分からないです(泣)

個人的に気持ちが悪いと思っている現象は、
「妙に大きくて、赤い月」
ですかね。最近は見てないかな。大概、地平線近くにあるときに見るのですが。
...黄色の夕焼け、気にしてみます(^^)
[ 2006/08/09 08:19 ] [ 編集 ]
黄色い夕焼けの写真
リンクさせていただいているわぴちゃんのHPに黄色い夕焼けの写真がUPされていました。
http://wapichan.sakura.ne.jp/
の「台風前の夕焼け(2006/8/8撮影)」です。
確かに、黄色なのですね(^^;

話しは変わるのですが、だいたい今、衛星写真の台風に伴う雲が山形上空にきたようです。そして、太陽の回りに輪っかが(^^)
[ 2006/08/09 09:42 ] [ 編集 ]
黄色い夕焼け
そうです この写真そのものです。

台風のとき以外でも、夕立のときもこのようになりますから、対流圏が極めて湿潤になっているためだとおもいます

「わぴちゃんのHP」の写真も 非常に参考になります。ご本人の観察力がすばらしいです。

私も空ばかり見ているのですが、写真に撮る気力に欠けます。デジタルカメラの操作が・・・不慣れで・・・どんどん使えば慣れていくのでしょうが、体調が悪くてなかなかそうもいかず。

当地、12時30分現在 気温 39.0゜です。台風の吹き返しで当地は弱い北風ですが、これが当地にとってはフェーン現象になりますから、ものすごく暑くなります。このまま雲が広がらなければ40゜を超えそうです。

今日は、朝、起きたとき既に29゜でした。朝から軽い熱中症の症状で、「吐気」が続いているものの、食欲はあります。v-274v-521
[ 2006/08/09 12:45 ] [ 編集 ]
朝、起きたとき既に29゜
この気持ち、最近良く分かります。
やっぱり、朝と夜は涼しいとうれしいです。
あ、でも、ひよこぴよさんの快適な温度はかなり低めでしたっけ。はやく、涼しくなると良いですね。
[ 2006/08/21 22:00 ] [ 編集 ]
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プロフィール

貴樹

Author:貴樹

最近、SolidWorksという便利なCAEツールが広がっています。 天気予報も数値予報が重要ですよね(^^)ok
コンピュータを利用したシミュレーション技術が重要になってきているのですが、理解するためのキホンを知るために、この場をお借りしたいと思ってます。
久しぶりに、CAEのキホンである有限要素法でプログラム作成してみようかなぁ(・・)


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